Runpippi

成長促進トレーニング

スピード、ピッチ、腰部加速度の相互関係をあらためて確認し、成長促進トレーニングを提案します。

スピードはピッチの一次式で近似され、また、接地時の腰部加速度の一次式でも近似されます。

図1−1はピッチ対スピードのグラフと前進ピーク加速度対スピードのグラフを並べたものです。

スピードをある値に定めて青線を引くと、ピッチと前進ピーク加速度が決まってしまいます。

力と加速度は比例関係にありますから、ハイピッチで走ることは強い力で走っていることになります。

ハイピッチで走るトレーニングは図1−1右側の緑線を右上に伸ばすこととに繋がり、またそのピッチでの

持久力を養うものとなります。
  

                      [図1−1]



ランナーが成長した場合を考えてみましょう。

成長とは、今より速く走れるようになる、ということですから、どのピッチで走ってもスピードが上がります。

すると、ピッチ対スピードの直線は、次の図1−2の赤線のように移動します。


                      [図1−2]

通常のビルドアップトレーニングは図1−2左の緑線上を行き来するものですが、赤線上を行き来する

ようなトレーニングを工夫すると、短い時間ながら「将来の強い自分」を体感できます。

いわばイメージトレーニングの実体化です。

その工夫とは、目標スピードでペースメーカーに引っ張って貰いながら、赤線のピッチで走ることです。

頭を下げた前傾姿勢になりがちなので、我慢します。

負荷が高いので通常のビルドアップトレーニングよりも短時間のメニューにならざるを得ません。

ピッチを保つにはピッチ音を聞きながら走るとよいでしょう。

さもないと緑線のピッチに引き込まれます。

図1−2左の緑線は持久力養成ライン赤線は飛躍を遂げる成長促進ラインといえましょう。

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「腰部の加速度とスピードの関係」もご覧下さい

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