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世界記録、日本記録に見る競技距離とスピードの関係

  陸上競技の競技距離が長くなれば平均スピードが低下するのは分かっていますが、どれくらいの規 則性があるのか、と調べて見ました。
距離対スピードの単純なグラフではさほどの規則性は見いだせないのですが、距離の常用対数を横 軸に取るときれいな規則性が出ます。
ある数の常用対数とは、10の何乗であるかを表す数です。例えば100は10の2乗なので2、100 00は10の4乗なので4、1500では3.176・・・という数になります。
  
1.
 
世界記録のグラフと表

200m〜1500mの記録が直線をなしており、1500m〜マラソンが直線をなしています。
ピンクの直線は200m〜1500mの近似直線、緑の直線は1500m〜マラソンの近似直線です。




 
2. 日本記録のグラフと表

世界記録と同様に200m〜1500mの記録が直線をなし、1500m〜マラソンが直線をなしています。
ピンクの直線は200m〜1500mの近似直線、緑の直線は1500m〜マラソンの近似直線です。


 
3. 興味深きこと
 







 
世界記録、日本記録共に1500mを境に短距離と長距離に2分されています。
1500mまではスプリント、というのは驚きです。

800mの記録は世界でも日本でも近似直線の下にいます(タイムは2秒以上遅い)。
400や1500の選手は野心をかき立てられるかも知れません。

   
   


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「一流ランナーのスピード定数、くたびれ係数」もご覧下さい

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